But don't shit where you eat, my friend.
うんこの話である。
私はスカトロ方面はとんとうとく、できればこれからも数万光年ほど距離を置いたよい関係を維持したいのだが、仕事でたまに遭遇する。たとえば。
ふと見上げたその局部に。
うんこが!
そう、またあるときには、シャワーを浴びてきたはずのお客さんが尻を引きずった後のシーツに。
うんこの軌跡が!
いや、あのときは、その軌跡をいかにさけて、自然なプレイをするかにやせほそる思いであった。
ほんと、こまる。
と、うんこというものは、ほんの少しであっても、場の主役の座を瞬時にうばってしまうほどのインパクトがある。
先日、また、うんこと遭遇した。客が温泉に入りたい、というのでついていった。浴衣に着替え、離れで飯を食い、もどってくると、玄関先に、なにやら泥の塊のようなものが転々と落ちている。土足エリアを越え、絨毯がしいてあるところまで続いている。つい半時ほど前には何もなかったのに、はて?と思うより先に、「おおおおおお客様!お足元お気をつけください!」と血相を変えた初老の従業員が制止。こ、ここ、これは。小粒でもドッギャアアアアン、というぐらいの強力な存在感をもつうんこが、大量にばらまかれている。「どあ!」と仕事中にもかかわらず、素で驚く。従業員さん、「ももも申し訳ありません、我々がかけつけたときには、すでにこのように・・・」と、しどろもどろ。いや、誰もが、どんな状態だったら、このようになるのか、わかる人はそういない。当人以外は。しかし、お客は冷静に、「年取ったら、みんなこうなるんや・・・」と見事にしめる。前にはうんこ、後ろには悟った老人。
やはり所定のポスト(便所)を離れたうんこは無敵でした。しかし、人生の最初と最後にいやおうなくたわむれることになるうんこ、将来のために、少しは慣れておいたほうがいいのか、と思いました。

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