電気!電気!電気!
電気工事士の勉強の話です。またかよ、と。
いやね、ここ2ヶ月主にやっていたのは、電気理論、というものなのですよ。そらまたあんた。公式に次ぐ公式。や、公の式っていわれてもね、そんな、本当なのか、わからないものをですね、鵜呑みにして、もぐもぐと、ひたすらもぐもぐと、つめこんでいったのです。すっごい一生懸命おぼえて、三日後に三章ばかりもどって、例題をもう一度といてみると、全部間違っていたりしてね。あのもぐもぐしていた時間はなんだったんだと。電気の世界なんてありゃしねえ、と、ファラデーやオームを逆恨みしたりしてね、家の電気をつけたりけしたり、そんな腹いせをしなきゃやってられないぐらい、頭がわるかったんですよ。それにくわえてですね、やれ、誘導性リアクタンス、それ、低圧進相コンデンサ、はあ、絶縁ブッシング、とまあ、椎名林檎のアルバム名のような新概念を、むりくり暗記しようとして机と参考書を使った新しいヨガのポーズみたいになったりしたのでした。
そんな私に未来はあるの?と不安になっていたところ、ホームセンターにいきました。電気配線の材料が並んだ棚の前にたったとき。あれ?この風景…。なんか、きたことあるような…。いや、何度でもあるんだけど、近所のニックだから。ていうか…何?この想い…。なんだかすっごくなつかしい…。と、ふと足元に視線をずらすと、そこには、600Vビニル絶縁電線。ああ…。これは…。字面だけで見ていたものが今目の前に…。とすると、27アンペアまでは流せるという…。そしてこのコンセントの形。前はなんとも思わなかったのに、このとぼけた顔に見える100V。ふふ…かわいい…。
も、ひとりエレクトリカルパレード。今まで漫然とあったものに突然意味があると知る、そこは電気のお花畑。
無駄じゃない、とちょっとだけ思いました。どうでもいい電気配線一口メモとして、600V二種ビニル絶縁電線は省略してHIV、引き込み用ビニル絶縁電線はDVといいます。覚えやすいです。

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